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いざ、朗読。vol.20 『砂時計』水城雄
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2021/03/19

いつもご静聴ありがとうございます。
朗読第20弾、お届けします。
水城ゆうさんの『砂時計』をお借りしました。

早いもので、朗読も20作品に達成しました。
ひとえに聴いてくださる・応援してくださる方々のお陰です。ありがとうございます。
20作目を迎えるにあたり、今回の『砂時計』をチョイスしたのは、ちょっとした理由があります。

時は、待たない。

それを今一度、自身に刻み込もうと思ったのです。もちろん、20作目記念というのもありますが(笑)
やりたいことも増えて、やれずにいることも増えて、日々の生活の中でふとした時に、小さな不安や恐れを抱いたことはありませんか?だんだんと大きくなっていきそうな『ソレ』に、思わず目をそらしそうになったことはありませんか?
無情にも、時間は進み続けます。時を刻み続けます。
一人のちっぽけな悩みなんかもお構いなしに、過ぎ去っていきます。

作中の砂時計は、決して砂が減ることがない。時計という概念からすれば、時が停止しているでしょう。
しかし、砂が落ち続けているのも事実。そこには確実に時間が存在し、流れ続けている。

停まっていると思えるのは、きっと自分が『そう思い込んでいる・そう思いたい』そんな願望の表れなのではないでしょうか。
様々な困難・辛いことから逃げることは、それは楽なことでしょう。だけどそれでは自分の『時間』は、そこから進むこともなくなってしまうでしょう。

苦しくても、そこに一欠片の意志賀灯っているなら、きっと前へと踏み出せる。そこからまた、貴方の時間は始まっていくのだと、陸奥は解釈しました。

今回はBGMはありません。
皆様も是非、頭の中に自分の砂時計を思い浮かべて、耳を傾けてみてください。

『砂時計』 作・水城雄
水色文庫より

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コメント
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とりちゃん
朗読20作品!おめでとうございます! なんという驚異的なペース…😳 質も量も満たしているなんて、素晴らしすぎます…! やりたいことが沢山あって、でも時間が足りなくて、心がぎゅっとなるときもありますが、虚無に生きてた少し前に比べたら幸せなのかなと思ったり。 いつかふと振り返った時に、前進してることを実感できると信じて、今は出来ることをやっていきたいなと思える素敵な朗読でございました👏✨
返信
2021/03/19 14:16:34
陸奥
とりちゃん コメントありがとうございます! そう思っていただけたら、朗読した甲斐がありました! 陸奥の中でも、舞台から身を引いた時はものすごい空っぽな気持ちが膨れ上がっていて、それでもこうやって新しいことに挑戦した結果、今に至れたことを考えれば、時間はやはり無駄にはできないし、でも時には静かに見つめてみることも大切だと、改めて思えるのうになりました。
香月
遅ればせながら…感想をば<(_ _)> 投稿20作品、おめでとうございます! 陸奥さんの地声、ほんとうに良いですね。 みんボプロジェクトの童〇疑惑のあの魔界人も良かったですけど(笑)、こういう『日常的なのにちょっと不思議な感覚の宿る感じの作品』に、すごく合います!  “ 時間 ” は過去も現在も未来も人間の永遠のテーマだな…って思いながら聴かせていただきました。今回も素敵な朗読、ありがとうございました。
返信
2021/03/21 07:38:20
陸奥
香月さん コメントありがとうございます! どどどどど童貞ちゃうわ!!!!(笑) まぁ、それはそれとして………。 香月さんにも言っていただけてますが、どうやら陸奥はそっち系に長けている・特化している傾向のようで。 とくれば、強みをさらに全面に押し出して、聴いてくださる方々全員を虜にしてやる!ってくらいの意気込みでやっていこうと思います! 時間は、本当に永遠のテーマですよね。 一歩前に進んだ瞬間でさえ、その足跡は『過去』になる。こう考えると、地球上の人間は皆が等しく、『時の旅人』なのかもしれませんね。