コンビニと他人に頼りがちなおっとり系彼女
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もー、わかってるけどさ。
外はこんなに寒くて
なかなか遠くに行けないし。
ちょっと楽したいっていう気持ちって
あるじゃん?
どうかな、納得してくれたかな?
やっぱりね。
君は私と似てるからね。
うん、わかるよー。
その次に、何が言いたいのか。
それでも健康的に生きるべき
ってことだよね?だからコンビニばっかりじゃなくて。
でもさ、それはわかってるけど
外はこんなに寒くて…
え?あっループしてるね、会話が。
そんなこと言うなら、君が買ってきてよー。
あーあ、なんか私わかった気がする。
寒い田舎に住むと
すぐ車に頼りたがるっていうけど。
確かにこれは車あったら使っちゃうねー。
えっ?
別に君の車を頼りにしたいわけじゃ…。
良いの?ありがとう!
じゃあ代わりに私が運転してあげる〜。
あっ、いまさ運転はちょっと…
って顔したでしょ!
じゃ、料理やってあげる!
あっ今度は助かるー
って顔してるよね。
君は、すぐ顔に出るから面白いよね。