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いざ、朗読。vol.38『A Red Flower』水城雄
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2021/08/30

いつもご静聴ありがとうございます。
朗読第38弾、お届けします。

今回も水色文庫さんからお世話になります。
水城雄さんの『A Red Flower』という作品です。

思い出、とは。皆さんにとってどのようなものでしょうか。人だけでなく、モノにも宿っているもの。モノに込められた、誰かの想い・願い。それすらも思い出となっていくのでしょう。

今回、この作品を読もうとおもったきっかけがあります。
少し重くなるのですが、職場に入りたての頃から面倒みてもらっていた方が、孤独死をされたという連絡を受けました。呆然と、ただショックを受けるばかりでした。
そして、後からだんだんとよみがえっていく記憶。その方と関わっていた時の思い出。それらが鮮明に頭に浮かんできました。
陸奥自身の中だけでなく、一緒にいたときに吸った煙草、安くて薄いハイボール、タイムカード。
モノと一緒に思い出される記憶がたくさんありました。

『記憶が頭の中にある限り、その人は生きている』ということ。この考え方を、改めて胸に抱いていきたい。
そんな想いをこめました。
短めですが、どうぞ、最期までお聴きくだされば幸いです。

※BGMはDOVA-SYNDROME様からお借りしました。
『想いが形づくるモノ』 by sakunoken

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