いつもご静聴ありがとうございます。
朗読第34弾、お届けします。
夢十夜も、残すところ最終夜となりました。
やはり後半になるにつれ、内容が陰鬱な感じになる印象がありますね。
この第九夜では、夫の無事を祈る母とその子供の様子が描かれておりますが、最後で実は夫は………というところにいきなり持っていかれます。
理想と現実の間には、はかりしれない差があるということでしょう。同時に現実の非情さ、どうにもできない己の無力さが、夢を通して表れているのではないでしょうか。
※お借りしたBGM
DOVA-SYNDROME様より
(https://dova-s.jp/_mobile/)
・Saint of silence
written by soundorbis