国語の朗読の時間が苦手でした。
人が多い静まった教室の中で一人声を出さなければいけないことに緊張して、喉はカラカラになって、ちゃんと声が出るか不安で、出番が近付くと目立たないようにコホコホと咳払いをして喉の調子を確かめる。
朗読中は読み違えが無いか、違和感無く読み上げられているかということばかりが頭を占めていて、読み終わった後は自席で安堵しながらもう自分の番は来なければ良いのにと思っていました。
HEARで楽しそうに朗読している投稿をいくつも聞いているうちに、良いなあと思ってきて録ってみました。
自分の相変わらずな読み声を編集しながら、思えば自分の番で読むのは苦手だったけど、番が終わって安心した後に人の朗読を聞いたり、図書の時間の先生の読み聞かせを聞いたりするのは結構楽しかったなあと思い出してしみじみしました。
それはそうと金平糖は口の中でじゃりじゃりしておいしいです。
読んだお話は
夢野久作 キャラメルと飴玉
https://www.aozora.gr.jp/cards/000096/card46709.html
サムネイル写真は
フリー素材ドットコム 様
https://free-materials.com/
でした。