俺は尋ねた。
どうしてそこまでして、その少女に関わるのか。
自分が災厄に巻き込まれるかもしれないのにと。
彼女は気を失った少女を抱きかかえ、立ち上がり、こちらを振り向きもせず口を開いた。
「たとえ過去の傷からこの子を救えなくても。
これから降りかかる不幸は全て、
────私が払うと決めてるの。」
救えずとも、護るのだと。
彼女は静かな声音で宣言した。
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はい謎設定٩( ᐖ )۶
久々の投稿です(ง ˙-˙ )งお待たせしました!!
少し期間が空きましたが、ようやくセリフが出てきました……ようやく……短いけどね……
よろしくお願いします*˙︶˙*)ノ"