おはようございます。鬱注意です。
プロフィールに固定しているボイス(昨年11/20投稿)から始まった、現在執筆中のSF小説「Phoeri-Ⅱ」に関するボイスです。
少年の名は、リヒトです。色々意味を込めてます。
【以下ボイス全文】
父さんが死んだ。
ぼくの目の前で死んだ。
Phoeri-Ⅱ。特務飛行戦二番機、撃墜。
何が起きたのか、今でもわかってない。
ようやく自分と会話ができるようになった。
どうして父さんは、ぼくをころそうとしたんだろう。
炎上する機体から、父さんのからだは出てこなかった。
空っぽの墓の前で、涙も涸れたぼくは、
メイスフィールド少佐に肩を抱かれて、
ただ、立ち尽くしていた。
これからどうなるのか、さっぱりわからない。
ぼくは───飛びたかった。
父さんといっしょに。……父さんみたいに。
でもそれは、もう二度と、叶わない。
【本編へ続く】
かなり暗めで悲しい設定ですが、ぜひ聴いてみてください。
※小説は諸事情あり数日ほど非公開にしております。すみません。
よろしくお願いします!