『ボイスドラマ適当な設定』↓↓↓
雨の中、ぼうっとしていた。仕事は終わったのだ。あとは父達が戻るのを待つだけ。
待つのは苦痛じゃない。嫌なのは、この雨だ。
不愉快なことばかり浮かんでくる。
誰もそばにいないので、自分の思考に落ち込む。否応なく始まる自己嫌悪。予報じゃ降水確率は三割を切っていたのに。ため息をついても気分は一寸たりとも晴れない。この空と同じだ。
鎹みこと(カスガイ ミコト)
国家防衛術一門・鎹家の末娘。
幼い頃から術師として訓練を受けるも身を結ばず、最低ランクの術士として後方支援に徹する。父にして鎹家当主の鎹元哉(カスガイ ゲンヤ)の秘書的立場に着くことで辛うじて術界に存在する権利を得ている。
というわけでまたまたボイスドラマです!
よろしくお願いします(*´▽`*)