平和な町のアクセサリー屋さん
メルヘンなアクセサリーを作ってる
アクセサリーが沢山売れた時
その店の娘もアクセサリーをもらえる
おばけの顔 お月様の顔
粘土みたいなシルバーアクセサリー
きらきら 宝石も使ったりして
夢はどこまでもふくらむ
材料費を浮かすため
中身は本当の粘土だと
ある日みんなに知られて
夢はプチンとはじけた
生活費を切りつめて
今は粘土で作ってる
いつかまたシルバーで作りたいと
店のあるじは夢見る
色とりどりに塗られた
粘土でできたアクセサリー
その店の娘は今でも
ワクワクしながら待ってる
生活が苦しくても
子どもの夢は消えない
大人の夢が消えても
子どもの夢は消えない