世界という名の大海原に出ようとせず狭い狭いコミュニティで生活している自身に対する警告夢だったのかもしれない。“井の中の蛙大海を知らず”という言葉がズシンと心に重くのしかかる。その一方で「井の中の蛙で何が悪いのか?」と反発するような自分もどこかに居る。どちらも偽らざる心の声に思える。アンビバレントな感情が渦巻いている。案外、人間という生き物は、自己矛盾にさらされながら、生きているのかもしれない。