約2年取り組んで、ようやくマシになりました。
ただ「やりたい」だけで暗記から始めた本作。
33分間、これが百舌鳥の夏の自由研究です。
セリフは全て覚えた上で臨んでいます。
環境がない為、カラオケルームを借りました。
基本的にはノイズと間の編集しかしてません。
それでもノイズが取れないパートは
再度同じ場所で後日録り直してますが、
概ね全て一連で録っています。
この「死神」と言う落語は今では比較的有名になった演目です。
そのバリエーションも様々ありますが、6代目三遊亭圓生師匠の内容をベースに、リアルな喋り
よりはボイスドラマの雰囲気に寄せられるように一部変えながら独自の台本を作ってやりました。
落語を知らない方にも、お好きな方にも、
楽しんで頂けるようにしたつもりです。
途中、言い淀み、変声の誤差、リップノイズなどお聞き苦しい部分があるかもしれませんが、
自分自身、今の我が身の芸の「現在地はここ」だと言い切れるようなモノが出来ました。
話芸でヒトの心を動かしたいと本気で思ってやってますから、掛け値なしに、どうぞご批評ください。
※本作はヒトの生き死にがありますが、本義はそこではなく「実直に生きる事の大切さ」を説いてると思ってこのタイミングで出してます。
同時に、想いがあれば出来ない事は無い。
これは僕自身が示す事で表現しています。
聞いて頂いたこの時間を通じて皆さんに何か熱いものが伝われば幸いです。